時計図鑑
PATEK PHILIPPE · AQUANAUT

アクアノート

ノーチラスの形を受け継いだ、ラバーで着るパテック。

登場
1997年
ブランド
パテック フィリップ
創業
1839年

物語

1997年、パテック フィリップの新しいスポーツラインとして登場しました。ノーチラスの「角を落とした八角形」のケースを受け継ぎながら、より若々しく、気軽に着けられる時計として企画されました。

文字盤とストラップには同じ格子柄の型押しがあります。「トロピカル」と呼ばれる複合素材のストラップは海水や紫外線に強く、ステンレスにラバーという組み合わせが、パテックを普段着で着ける入口になりました。

2007年に 40mm の 5167A へ世代交代し、その後トラベルタイム(5164A)やクロノグラフ(5968A)も加わりました。最初の世代のミディアム(約36mm)は生産から時間がたち、出物が少なくなっています。

見どころ

  • 角を丸めた八角形のケースとベゼル(ノーチラス譲り)
  • 文字盤とストラップにそろえた格子柄の型押し
  • 海水や紫外線に強い「トロピカル」ストラップ(ブレスレット仕様は型番に /1 が付く)
  • 自動巻き。現行は 120m 防水

選ぶときのポイント

  • ラバーストラップは消耗品です。ひび割れや交換歴、純正の替えストラップの有無を確かめましょう。
  • ミディアム(5060A・5066A)は出物が少なく、保証書の日付と付属品(箱・保証書)で価格が大きく変わります。
  • 型番の末尾の文字が素材です(A=ステンレス、J=イエローゴールド、R=ローズゴールド、G=ホワイトゴールド)。
PATEK PHILIPPE

パテック フィリップ

創業 1839年ジュネーブ(スイス)

世界三大時計ブランドの筆頭に数えられる、ジュネーブの家族経営のメゾン。

1839年、ポーランド出身のアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックがジュネーブで時計づくりを始めたのが起こりです。1845年、リューズで巻き上げと時刻合わせをする仕組みを考えたフランス人の時計師アドリアン・フィリップが加わり、1851年に「パテック フィリップ」となりました。

1932年からスターン家が経営し、いまも家族経営の独立した会社です。永久カレンダーやミニッツリピーターなどの複雑時計で知られ、2009年からは独自の品質基準「パテック フィリップ・シール」をすべての時計に掛けています。

「自分のものにするのではなく、次の世代のために預かっている」という趣旨の広告で知られるとおり、長く使い継ぐ時計として語られることが多いブランドです。

複雑時計(永久カレンダー・ミニッツリピーター)カラトラバ(丸型ドレスウォッチの原型)ノーチラス・アクアノート(スポーツ)

パテック フィリップのほかのモデル

一般に知られた資料をもとにした要約です。年代は目安で、個体の仕様は出品ページや保証書で確かめてください。